天井

気の向いたことをつらつらと書いていきます

【計画を立てる理由】なぜ計画は必要なのか

 

はじめに

人は、やれることしかできない
だから、やれるだけやってみて、やれなかったことは仕方がない
つまり、やれもしない目標を立て、さらにその計画を立てることは無意味である。

 

以上より、仕事が予定通り進んでいないけれど私は全く悪くない。
もともと無理な予定であり、最初からその通りに進めることなどできなかったのだ。
人間やれること以上にやれはしないのだ。

 

 

そう考え、満足していた私だったのだけれど、ふと次のことが気になってしまった。

 

なんで、今、こんな必死に私は計画見積もってるんだっけ?
てか、やれるだけしかできないなら、なんで計画立てる必要があるんだっけ?

 

というわけで考えてみた。

 

計画を立てる理由を考える

計画を立てる理由を考えるために、まずは具体的に何か計画を考えてみよう。

例えば、一年後に、ハーバード大学に入学することを目標として計画を立ててみる。
計画を立てるためにはまず、どうすればハーバード大学に入れるのかを知る必要がある。
ハーバード大学アメリカの大学であるので、入学には当然日本とは違った手続きを取る必要があるのだ。
まずは入学をするために、いつ何をする必要があるのか把握する必要がある。

例えば、入学願書を出す時期などのことだ。

それから、入学するためには、受験競争を勝ち抜かなければならない。
受験で要求されることは次のようなものがある。
作文、SATテスト、面接
これらをハーバード大学が求める合格基準までもっていく必要がある。
これでハーバード大学に合格するという大きな目標を、いつまでに何を達成していなければならないという小さな目標に分割することができた。

あとはこの小さな目標を達成するために、それぞれいつどんな行動をとるのか決めていけば、計画が立つ。
また、それぞれの目標、合格基準から自分がどれだけ離れているかを把握することもできる。
そして、基準を達成できているもの、いないものが分かれば、達成しているものを後回しにして、達成していないものから取り掛かるなど、適切な状況判断が行える。

 

計画を立てる理由 まとめ
目標の確認

目標の細分化を行う。何を達成するかが明確になる。

作業の事前検討

行う作業が事前に分かることで、失敗を未然に防ぐことができる。

やることの明確化

やるべきことがはっきりとし、行動の無駄が減る

進捗の確認

目標を達成するために、ある時期での必要な状態の確認を行える。

状況判断

計画を立てることで作業の遅れなどが把握でき、作業の優先順位をつけたり、計画の修正を行える。

周囲との共有

計画を分かりやすく立てることで、周囲の理解が得られる

 
計画を立てるとこのような利点が得られる

 


最後に
あれ?じゃあなんで自分は計画いらなくね?って思ってたんだっけ?
とこんどは気になってしまった。
・・・
考え直してみると、「計画を立てる理由」で挙げたメリットがあまり活かせていないことに気付いた。

目標の確認、認識済み
作業の事前検討、未知の作業が多く逐次問題に対応する必要がある
進捗確認、超遅れてる
やることの明確化、やれるだけやってる、
状況判断、優先順位はない、計画の修正は禁じ手

周囲との共有、バトりたくない

つまり、予定から遅れてるってことが分かってるってことだけが、今享受できている利点ってことになるなぁ