天井

気の向いたことをつらつらと書いていきます

Eテレ 奇跡のレッスン 最強コーチの共通点

Eテレ 奇跡のレッスン」けっこうすきなのだが、また放送してて嬉しい。

厳しいコーチや冗談をよく言うコーチなど、さまざまなコーチが出演するが、コーチたちにはかなりの共通点があることがわかる。

選手をよく見えていること

どのコーチも初日は必ず、選手たちの普段の練習を見る。

それで各選手の特徴や、良い点、悪い点などをよく見ている。

今日(2019/11/7)のパラ水泳もやはり、初日は練習を見ていた。

基本を大切にすること

どんな競技でも、基礎を大切にして、基礎ができていなければ徹底的に練習している。

より基礎を習得しやすくするために独特な練習方法を行っているコーチも多い。

今日も、ゴムチューブ、サーフボード、真ん中に張ったロープ、ペットボトル、といろんな小道具が登場した。

選手ごとに良いやり方を考えること

選手は一人ひとりみな違う。

教えたらすぐできるようになる人、できない人、体の小さい人、障害のレベル、などなど、人それぞれにあったやり方を考え、教えている。

目の見える人と見えない人では同じやり方ではできない。
伝え方を変えるだけで、すぐに上達することもある。そんな場面が今日も見られた。
Keep It Simple。スポーツは非常に複雑な動作を要求される。だがその動作は分解してみれば単純な動作の複合でできている。できないときは動作をどんどん分解してSimpleにして、それで練習すること。各Simpleをできるようになり、それを積み重ねて複雑を実現すること。それが感じ取れる言葉だ。

選手に考えさせること

なぜ、その練習が必要なのか。なぜ、このフォームはだめなのか。など必ず選手に意味を理解させている。

自分で考えることで選手自ら自分を修正していくことができる。

みなまで言われずとも、選手たちはみな自分で考えてよりよい泳ぎを目指していた。だからレベルが高かったのだろう。

全力でやること、楽しむこと、を大切にしている

全力でやること。楽しむこと。

結果はもちろん大事だが、それ以上に大切にしていることがある。

結果は自分の力ではどうしようもないことも多いが、全力でやることや楽しむことは自分次第だ。

 

自閉症スペクトラムとは

自閉症とは

一般社会的なコミュニケーションをうまくとれない症状のこと

 

スペクトラムとは

連続した分布のこと。グラデーション状の分布。

f:id:ceiling:20191103143838p:plain

 

自閉症スペクトラムとは

健常者から自閉症者の間にははっきりとした境はなく、グラデーション的に症状が広がっている。

自閉症スペクトラムとは、これら自閉症の傾向があるグラデーションの領域すべてを指す言葉である。

 

 

個人的見解

自閉症とは個性だと思う。

そもそも自閉症と健常者の間には、明確な境はない。

自閉症スペクトラムで述べたように、その境界はグラデーション的に広がっている。(だからスペクトラムという名前で呼ばれるようになった)

ただし、自閉症という個性を持った人は、今の社会では非常に生きづらい。

そのために自閉症という個性は、社会からは障害として扱われているのだろう。

 

【年末調整とは】「所得/収入」「所得控除/給与所得控除」の意味・違い

 

はじめに

人生初の年末調整がやってきた!

ところで年末調整ってなんだろう?

ってことでいろいろ調べてみました。

 

そしたらよく分からない単語が出るわ出るわ。

所得?収入?

所得控除?給与所得控除?

それって違うの?

 

ややこしかったのでいろいろまとめてみました。

 

 

年末調整とは

その年の所得税の過不足を調整すること。

所得税は毎月の給与や賞与から概算でとられている。

そのため払わなくていい税金まで取られていたりする。

これを年末調整で合わせる。

 

 

年末調整ですること

以下の図の「課税所得」(空色)を計算する。

 

図1:全体図

f:id:ceiling:20181030214845p:plain

 

以下、図の中にある単語の説明

 

給与収入

年収。(給与+賞与)のこと。

税金とか諸々引かれる前のお金。

 

 

 給与所得控除額

収入のうち、ある程度の金額は業務上の必要経費として課税の対象外とすることができる。

その課税対象外とできる金額は以下の一覧のように、決められている。

※一覧A: 給与所得控除額

収入(年間)

控除額

162.5 万以下

65万

162.5 ~ 180万

収入×40%

180 ~ 360万

収入×30% + 18万

360 〜 660万以下

収入×20% + 54万

660 〜 1000万以下

収入×10% + 120万

1000 万以上

220万

 

給与所得

給与所得 = 給与収入 ー 給与所得控除

(上の図1を見た方がわかりやすい)

意味合いとしては、

 利益  =  売上  -   経費

てきなかんじだと思う。

 

所得控除

特定の条件を満たしている場合、一部の収入が課税対象外となる。

例えば、

・年金の支払いに使用したお金は全額課税対象外となる(社会保険料控除)

・38万円は課税対象外(基礎控除

など

 

以下の一覧のように、様々な控除が存在する

※一覧B:所得控除

・医療費控除

社会保険料控除(年金・健康保険)

・生命保険料控除

地震保険料控除

・寄附金控除

・障害者控除

・勤労学生控除

配偶者控除

・扶養控除

基礎控除(38万円)

など

 

 

課税所得

「給与収入」から以上の「給与所得控除」「所得控除」を引いたものが、課税対象となる「課税所得」である。

 

 

 

 

おわりに

図で説明してくれたら分かりやすいのに、検索するサイト検索するサイト、文章がずらりでやばかった。うえー

てなわけで自分で図を作ってみました。

 

ところで、ふと気づいて画像検索から探してみたら、ちゃんと図で説明してるっぽいサイトありました。

わざわざ作る必要なかったかも。

 

左手マウスの勧め 右手側ショートカット操作一覧あり

 

はじめに

右手でマウスを使っていて、日々感じることがある。

それは、[Enter] や [BackSpace] を押すために、いちいち右手をマウスからキーボードへ移動するのがめんどくさい、ということだ。

 

ふつう、これには次のような対処法がある。

  • キーボードのキー割り当て設定を行い、左手側のキーに、[Enter]、[BackSpace]キーを割り当てる。
  • ボタンがたくさんあるマウスを購入し、キーを割り当てる。
  • キーボードとマウス一体型の機器を買う。

 

だが残念なことに、私の職場では諸事情により、そのどれも行うことができなかった。

 

不便。

 

そこで私は試しに「マウスを左手で使う」ことにしてみた。

左手マウスに慣れるまでは、マウスを思うように扱えずもどかしくてたまらなかったが、慣れてくると・・・

 

これは、、、便利だ、、、

 

ということに気づいた。

 

そこで、今回は、皆さんに「左手マウスの魅力」をお伝えしたい。

 

 

 

 

左手・右手でよく使うキー操作

左手マウスの魅力をお伝えするために、まず、キーボードの左側と右側でよく使うキー操作についておさらいしておこう。

 

表1:右手マウス時、左側と右側でよく使うキー操作一覧

左手側

右手側

コピー  [Ctrl] + [C]

切り取り [Ctrl] + [X]

貼り付け [Ctrl] + [V]

元に戻す [Ctrl] + [Z]

全選択  [Ctrl] + [A]

上書き保存 [Ctrl] + [S]

検索   [Ctrl] + [F]

[Tab]

カーソル移動 [矢印キー]

テンキー

[Enter]

[BackSpace]

[Delete]

 

上記の表から、

「左手でマウスを使う」 と、マウスから手を放さずに右手側の操作(テンキーや [BackSpace]など)が行えるようになる。

一方で、左手側の操作、コピペなどを行う際には、マウスから手を離す必要が出てくる。

 

結局、マウスから手を放さないといけないのか・・・。不便。

コピペのたびに、左手がキーボードとマウスを行ったり来たり、なんてしたくない。

 

そこで左手側のショートカット操作を、なんとか右手側でも行えないかと調べてみた。

 

表2:左側ショートカットに対応する右側ショートカット一覧

左手側

右手側

 コピー  [Ctrl] + [C]

切り取り [Ctrl] + [X]

貼り付け [Ctrl] + [V]

元に戻す [Ctrl] + [Z]

全選択  [Ctrl] + [A]

上書き保存 [Ctrl] + [S]

検索   [Ctrl] + [F]

[Tab]

コピー  [Ctrl] + [Insert] 

切り取り ( [Shift] + [Delete] )

貼り付け [Shift] + [Insert]

 

 

上書き保存 ( [Shift] + [F12] )

 

 

 

なんと、基本的なショートカットであるコピペは右手側でも行えるのだ。

これは左手マウスも悪くないんじゃないかと思えてくる。

 

というわけで実際に「左手マウス」を実践してみたところ・・・

 

便利!

右手側のキーが予想以上に優秀!

 

というわけで、以下の表に、左手マウス時のキー操作を紹介しよう。

 

 

表3:マウス時、左側と右側でよく使うキー操作一覧

左手側

右手側

元に戻す [Ctrl] + [Z]

検索   [Ctrl] + [F]

[Tab]

コピー  [Ctrl] + [Insert]

切り取り ([Shift] + [Delete])

貼り付け [Shift] + [Insert]

上書き保存 ([Shift] + [F12])

カーソル移動※ [矢印], [Home], etc

選択※  [Shift] + 移動キー

テンキー

[BackSpace]

[Enter]

[Delete]

※カーソル移動

[矢印キー] の他に、[PageUp], [PageDown], [Home], [End] があり、小さくも大きくも移動できる。

ショートカット:[Ctrl] + [Home] or [End] によるファイルの先頭や最後への移動なども一瞬で行えてストレスフリー。

※選択

選択を行う際は、[Shift] + ([Ctrl]) + [矢印] or [Home] or [End] というように移動キーと組み合わせることで多彩な選択を行うことができる。

カーソル位置から行末まで選択:[Shift] + [End]

全て選択:[Ctrl] + [Home]、その後、[Ctrl] + [Shift] + [End]

 などなど

 

 

上記表を見て分かる通りほとんどのキー操作を右手側で担うことができる。

左手側の主要操作であるコピペは、右手側でも行えるので、

マウスから手を離さなければならないときは、「元に戻す」や「検索」を行いたいときくらいだ。(「元に戻す」が右手側で使えないのは正直痛いが)

そしてなにより、マウスから手を放さずに、テンキー、矢印キー、[Enter] や [BackSpace] を使える利点が大きい。

 

 

 

まとめ 左手マウスの利点

右手マウスのときと比較して、左手マウスのメリット・デメリットをまとめると次のようになる。

 

メリット

マウスから手を放さずに、以下の操作を行えるようになる。

  • カーソル移動 [矢印], [Home], [End], [PageUp], [PageDown]
  • 選択     [Shift] + 移動キー
  • テンキー
  • [BackSpace]
  • [Enter]

 

デメリット

以下の操作を、マウスから手を放さないと行えなくなる。

  • 元に戻す [Ctrl] + [Z]
  • 検索   [Ctrl] + [F]
  • [Tab]

 

他、メリットでもデメリットでもない

以下の操作は、右手マウスでも、左手マウスでも、問題なく行える。

  • コピー  [Ctrl] + [C],[Insert]
  • 切り取り ([Shift]+[Delete]) or [Ctrl]+[X]
  • 貼り付け [Shift]+[Insert] or [Ctrl]+[V]
  • 上書き保存 ([Shift]+[F12]) or [Ctrl]+[S]

 

「元に戻す」や「検索」ショートカットを犠牲に、[Enter], [BackSpace], [移動キー], [テンキー] といった便利なキー操作を、みなさんも試してみてはいかがだろうか?

 

 

 

 

左手マウスの利点 マウス・キーボード間の移動

上では、主にキー操作に関する左手マウスのメリットを述べたが、マウス・キーボード間の移動についても、左手マウスには利点がある。

それは、「左手の方がキーボードと距離が近い」ということだ。

 

どういうことかというと、キーボード右側には「テンキー」が存在するため、右手からはキーボードのホームポジションが遠いのだ。

[Enter]キーなんかはテンキーにも用意されているので、右手マウスでもストレスなく押せるのだが、[BackSpace]を押そうと思うと、テンキーを越えて手を移動させねばならず、かなりだるい。

 

一方、左手側は、テンキーもなく、すぐ近くに触りたいキーがある。

[Tab]キーなんかも、マウスから手を放さないでも、ちょっと指を伸ばせば押せてしまうくらいだ。

この違いはかなり大きい。

 

というわけで、マウス・キーボードの距離についても、左手マウスの方が便利なのだ。

(というか、テンキーはキーボード右側配置がなぜ主流なのか。左側にしてほしい)

 

 

 

 

補足 Excel使用時の便利な右手側ショートカット

  • 行追加:[Ctrl] + [Shift] + [+]
  • 表選択:[Ctrl] + [Shift] + [*]
  • シート切り替え: [Ctrl] + [PageUp], [PageDown]
  • A1セルへ移動:[Ctrl] + [Home]

など

 

右手はいつもマウスにおいていたので、キーボード右側に、[Home] や [PageUp] なんていう便利なキーがあるとは知らなかった。

右手をキーボードに置いているとシート移動がとても快適だ。

 

ただし、リボンに登録したショートカットは使いづらい。

右手側は、[Alt]キーが使いづらいのが残念だ。

 

Excelで二つの表を対応させて統合したい - VLOOKUP関数の使い方

 

 はじめに

「複数の表を一つにまとめる」

そんな作業を最近なんどもしていた。

最初のうちは並べ替えなどを駆使してやっていたのだが、これがなかなかめんどくさい。

しかも並べ替えだと、行項目が増えていたりすると情報がずれてしまう。

 

というわけで、

表の情報をうまくくっつけるのに、エクセルに便利な機能がないか探してみたところ、ちゃんとありました。

それが「VLOOKUP関数」です。

今回はこの「VLOOKUP関数」の使い方と、

それを使ってどうやって、二つの表を対応させるのかを、説明したいと思います。

 

 

 

二つの表を一つにまとめる

ではさっそく、VLOOKUP関数を使って、二つの表を一つにまとめてみましょう。

この下表の左側2018年の記録がある表に、右側の2017年の表の情報を追加します。

f:id:ceiling:20180923182439p:plain

 

ここでVLOOKUP関数について簡単に説明しておきます。

 

VLOOKUP関数とは

「表から値の検索を行い、データを取得してくる関数」です。

 

 今回は、「名前」を検索して、表から「名前」の横にある「数値データ」を取得する、という使い方をします。

さっそくVLOOKUP関数を使っていきます。

 

引数1 検索値

一つ目の引数は、表から検索する値です。

 

今回は、「相川」を検索します。

f:id:ceiling:20180923182729p:plain

 

 

引数2 検索範囲

二つ目の引数は、検索する場所です。

 

今回は、右側にある表を選択します。

f:id:ceiling:20180923212041p:plain

※注意点1

範囲選択したら「F4」キーを押して絶対参照にしておきましょう。

でないと検索範囲がずれていってしまって、うまく値の検索ができなくなります。

 

※注意点2

検索範囲指定するときは、「検索する値」と「取得したい値」の両方を検索範囲に入れてください。

 

 

引数3 値を取得したい列番号

三つ目の引数は、取ってきたい値がある列番号を指定します。

この列番号は、「検索範囲の左端を一列目と数えて、何番目の列か」ということを指定します。

 

今回は、赤い範囲の2017年の列、2列目の値を取得したいので「2」と入力します。

(ここはクリックで指定はせずに、「2」とだけ入力してください)

f:id:ceiling:20180923213843p:plain

 

 

引数4 検索方法

最後の引数は、検索方法です。

TRUEで、近似値検索。

FALSEで、完全一致検索を行います。

 

今回は完全一致で検索をしたいので、「0」を入力します。

f:id:ceiling:20180923214401p:plain

 

これでEnterキーを押すと

f:id:ceiling:20180923214646p:plain

右側の表の「相川」の行にある値「81」が表示されました。

 

さらに下に数式をコピー適用していくと、

f:id:ceiling:20180923214839p:plain

うまく値を取れてきました。

 

ちなみに下の方に表示されている「#N/A」というのは、値が見つかりませんでしたというエラーです。

今回は見て分かるように、右側にいない人物名のところで「#N/A」が表示されているので正常です。

 

 

 

まとめ

VLOOKUP関数とは

表から値の検索を行い、データを取得してくる関数

 

VLOOKUP関数の使い方

引数1 検索値

検索範囲から検索する値

※注意点

VLOOKUP関数は、検索範囲一列目の値を検索するので、検索範囲一列目にある値を指定すること

 

引数2 検索範囲

検索する場所

※注意点

絶対参照にすること(範囲選択して「F4」キー)。

※注意点

「検索する値」と「取得したい値」の両方を検索範囲に入れること。

 

引数3 値を取得したい列番号

検索範囲の左端が一列目。

そこから数えて何列目の値を取得するのか。

※注意点

クリック入力しようとせずに、数値入力すること。

 

引数4 検索方法

FALSE(0)で完全一致検索

 

【あらすじ・感想】コーヒーが冷めないうちに 小説

 

コーヒーが冷めないうちに」の小説版を読んでみた。

 

この話は、

過去に戻れると噂の喫茶店フニクリフニクラと

そこに集った人たちの物語だ。

それぞれ、恋人、夫婦、姉妹、親子、の物語となっている。

 

 

第1話「恋人」

好きだった彼から突然の別れ話。

彼は私よりも夢をとってアメリカに行ってしまうという。

言いたいことも言えないまま彼と別れてしまったあの瞬間をやり直したい。

そう思い過去に戻れると噂の喫茶店へ行ったのだが、

そこにはいろんなめんどくさいルールがあって・・・

 

第1話は登場人物の紹介や、過去に戻るためのルール説明を兼ねた章となっている。

ルール説明はつまらなくなってしまわぬように、ギャグ調でうまく説明されている。

だが登場人物の紹介や後の伏線については、メインストーリーから脱線する形で描かれていてあまりうまくない。

メインストーリーの彼氏彼女の本音も個人的には微妙に感じた。

 

 

第2話「夫婦」

妻に渡しそびれた手紙を渡したい。

喫茶フニクリフニクラに居座るその男は、しかし、目の前に立つ看護師が妻であることはすでに分からなくなっていた。

覚悟はしていたもののショックを受けた妻は、フニクリフニクラで少し休んでいく。

妻はそこで、店員から夫が過去に戻ろうとしていること、手紙を渡したいらしいのだということを聞く。

果たして、その手紙には何が書かれているのだろうか?夫が伝えたかったこととは何なのだろうか?

 

「恋人」のギャグチックな雰囲気から一転、今度は終始落ち着いた雰囲気で物語が進む。

物語も脱線せずに進むし、伏線の張り方もきれいで違和感がなかった。

最後も感情の煽り方がうまい。

確かにこれは泣ける話かもしれない。

 

 

第3話「姉妹」

ここ二日間、喫茶フニクリフニクラ常連の平井がいなかった。

なんでも妹が交通事故で亡くなったという。

家から勘当されたも同然の平井に、何度も会いに来てくれていた妹。

そんな妹を邪険にしていたことを平井は後悔し、過去に戻りたいと思う。

恨まれても仕方ないと思いながらも、せめて妹に謝るために。

 

ここまで話が進むと登場人物に親近感を覚えてくる。

そんな親近感を感じる平井さんの話だ。

不和のまま死に別れてしまった人に、もう一度会いたいという願いが叶うという話。

メインの題材はありきたりだが、周辺の人間模様など、なかなかいい話だと感じた。

 

 

第4話「親子」

持病により出産は母体が耐えられないだろう。

それでも子供を産むことを決意した時田計には、唯一気がかりなことがあった。

それは産後、自分がわが子の傍にいてやれないこと、寂しい思いをさせてしまうだろうことだ。

その不安からますます体調を崩してしまう計。

見かねた店のみんなは、そんな計のために協力して、計を未来の我が子に会いにいかせようとする

不確定要素が多い未来への移動は失敗しやすいと言われるが、果たして計は、うまく我が子と話すことができるのだろうか。

喫茶フニクリフニクラの、人の心の暖かさを感じさせる物語

 

今までの三話の集大成みたいな話。

フニクリフニクラの人たちの暖かさが感じられるいい話だ。

 

 

この物語の主題

この物語では、過去に戻る際のルールの一つ「過去に戻っても現実は変えられない」がやたらと強調される。(厳密にいえば変わっているから、「思い通りには変えられない」くらいの認識が妥当だが)

だが、それにもかかわらずこの物語に出てくる人たちはみな、後悔の時間へと旅をする。

それはなぜか?

自分の後悔に区切りをつけ、未来へと向かうためだ。

 

たとえ今この現実を変えられなかったとしても、未来は自分次第で変えていくことができる。

そのためにみな自分の後悔と区切りをつけるため、時間を移動する。

 

この物語はそんな、後悔を乗り越え、未来へと生きていく人たちを描いている。

 

画面のコピー・切り取り - windows10

 

画面上の画像が欲しくなったとき、

私は今まで

1.スクリーンショット

2.ペイントソフト起動 、画像の貼り付け

3.必要な箇所だけ切り取りコピー

という手順を取っていた。

 

けれどこれらの処理をショートカットキーひとつで行える方法がありました。

 

それが

 

[Winキー] + [Shift] + [S]

 

これで画面上の画像を直接切り取りできます。

 

こんな便利なショートカットを今まで知らなかったなんて