【メアリと魔女の花】評価・疑問
「メアリと魔女の花」を見たのでその評価を書こうと思う。
一言で言うと、面白かった。
主人公は、元気で好奇心旺盛な女の子、メアリ。
そのメアリが魔女の世界に巻き込まれるという構成になっているのだが、
場面展開が早く、飽きない構成になっている。
分類としては、冒険物語という感じ。
心情のような見るだけで分かりづらいものには、焦点が当たっておらず、
そのまま見たまんま楽しむといった作品だと思う。
オススメ
・冒険物語
・物語が分かりやすい(悪役がはっきりしてるなど)
逆に次のようなものを求めている人にはオススメしない
・物語の余韻は特にない
・心情の変化など
以下ネタバレ
映画版を見ただけでは次の点がよく分からなかった。
メアリはなぜ「魔法なんていらない」といって魔法を捨てたのか。
映画だけで判断すると、「魔法の失敗作」を見て、そんなものを作り出す魔法はいらないというように見えたのだが・・・
悪役がすごい雑だった。
マダムとドクターがただの頭悪いだけの人に見えた(なんか同じような失敗繰り返してるし。しかもなんでピーターを完全な魔法使いにしようとしたし、そこは一番の生徒とかじゃないの)
あれだけのことをするのは、何か事情のようなものがあるはずだが、それは何なのだろう。
シャーロット大叔母様が、花を持って逃げ出したという話について。
マダムとドクターが、花を使って実験したことが悪いみたいにまとめられてるけど、そうじゃないと思う。
悪いのは、マダムとドクターが安全性とか考えずに人体実験してることであって、花を使って実験はしてもいいだろう。
気が向いたら、小説版を読んで確認するかもしれない。
ところで、どうでもいいけど、この話、
「空に浮かぶ島はよく落ちる」の法則に当てはまらない作品だった。
「魔法なんていらない」ってすべての魔法を解く魔法を唱えたときに、島落ちるぞって思ったんだけどなぁ。
落ちなかった、めでたしめでたし